イチロー、今季4本目の三塁打 「この41歳にはエクストラのギアがある」
指揮官も称賛「大きな三塁打だった」
そして、「高めの速球ですね。彼の頭の中には速球が来れば引っ張ろうという考えがあったのでしょう。(フェンスの)跳ね返りがあれば二塁打で止まっていたかもしれません。でも、打球はコーナーに止まりました。(右翼手の)マーケーキスが打球を取りに向かいました。すると、この41歳の男にはエクストラのギアがあるのです。三塁を陥れました」
速球を狙い澄まして強振したイチローの読みと、マーケーキスの捕球動作から状況を察知し、更にギアを上げた一連のプレーについて感心していた。
イチローは続くイエリッチのタイムリーで生還。これがマーリンズにとって大きな追加点となり、連敗を6で止めたダン・ジェニングス監督も「大きな三塁打だった」と称えた。
日米通算4187安打として、歴代2位の「球聖」タイ・カッブの通算安打(4191本)まで4本としたイチロー。三塁打は日米通算112本目となり、福本豊氏のプロ野球記録115本にも3本に迫った。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count