指揮官の信頼に応える美技 「イチローは私をドキドキさせることはない」

ジェニングス監督「打球に向かって最高のスタートを切ったのが見えた」

「私の角度から、打球に向かって最高のスタートを切ったのが見えた。ボールに近づいて、グラブに収めることは分かっていた。よかったよ。(打たれた時は)ちょっとナーバスになったけどね」

 肝を冷やす打球へのレジェンドの完璧な対応に指揮官は脱帽していた。

 イチローは直後の9回に1死走者なしから今季4本目の三塁打を放ち、続くイエリッチのタイムリーで生還。この試合では4、6回とチャンスで凡退していたものの、試合終盤に攻守両面で存在感を見せ、チームの連敗ストップに貢献した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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