田中将大、終盤戦は中4日起用が中心に プレーオフ進出へ「新たな基準」に
前回登板は今季2度目の中4日起用、「これまでの起用法を破った」
今季、ヤンキースの田中将大投手は通常より1日登板間隔の多い中5日での起用法が続いていた。しかし、9日(日本時間10日)のブルージェイズ戦では今季2度目となる中4日で登板。今後もこれを継続する可能性が浮上していると、地元紙「ニューヨーク・デイリーニューズ」が報じた。
昨年7月に右肘靭帯部分断裂で2か月半の離脱を余儀なくされた田中について、ヤンキース首脳陣はスプリングキャンプから球数や登板間隔などを考慮し、慎重な起用法を続けてきた。
開幕から通常より1日長い中5日でピッチングを続けていた田中は、4月23日のタイガース戦で今季初めて中4日で登板すると、右手首と前腕部を負傷して故障者リスト(DL)入り。復帰後も中5日の登板間隔で起用されてきたものの、プレーオフ争いの大詰めで変化が生じている。
記事では「ヤンキースはエース、マサヒロ・タナカのこれまでの起用法を破った。日曜日に中4日のオフでチームはタナカを起用した。しかし、日程上、(チームの)オフは3日しか残っていないため、これが新たな基準となり、あと10回登板する可能性がある」と指摘している。