ヤクルトのライアン小川が2年ぶり完封 広島戦10勝1敗にも「たまたまです」

9回4安打無失点で7勝目「立ち上がりをゼロで切り抜けたのがよかった」

 ヤクルトのエース小川泰弘投手が12日の広島戦で9回を4安打無失点に抑え、ルーキーイヤーの2013年9月15日の阪神戦以来となる完封で7勝目(6敗)を飾った。チームは5-0で勝利し、3連勝。この日で小川はカープ戦通算10勝1敗となった。

 初回は丸、グスマンに四球を与え2死一、二塁のピンチを迎えるも、シアーホルツを中飛に打ち取り無失点。「立ち上がりはいつもよくないので、何とか粘ってゼロで切り抜けたというのがよかった」と課題のイニングを切り抜けると、4回まで無安打ピッチングを続けた。

 5回、8回にいずれも2安打を浴びるも「ピンチになっても自分の中で考えすぎずにバッターと勝負できたのがよかった」と後続を抑えて無失点。5得点の援護をもらいながら、9回までゼロを並べきった。

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