岩隈久志の快挙見守ったマ軍指揮官 実は「5回から用を足したかった」!?
伝統破りたくなかった!? 「ノーノー中はトイレに行ってはいけない」
マリナーズの岩隈久志投手が12日(日本時間13日)の本拠地オリオールズ戦で日米通じて自身初のノーヒットノーランを達成した。7奪三振3四球で今季4勝目(2敗)を挙げた右腕へのロイド・マクレンドン監督の祝福コメントが大きな反響を呼んでいる。
地元紙「シアトル・タイムズ」の番記者ラリー・ストーン氏は、ツイッターで「マクレンドン曰く、彼は5回からトイレで用を足したかった。でも、彼は栄誉あるベースボールの伝統を破りたくなかった。ノーヒットノーラン中はトイレに行ってはいけない」と伝えている。
マクレンドン監督は記者会見でユーモアを交えた。3-0でリードした5回以降、偉業に突き進む岩隈のピッチングから片時も目を離さないために、生理現象を必死に耐えながら指揮を執っていたことを明らかにしたという。
必死の我慢で偉業を見届けたマクレンドンについてのツイートには、作家のスティーブ・ラッシン氏が「1ホールド(我慢)を稼いだね」と反応するなど、岩隈の球団史上5度目のノーヒッターに相まって大反響となっている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count