上原&田澤所属のレ軍監督が悪性リンパ腫で今季残り試合を休養へ
名将ファレル監督、早期発見で「高い確率で根治可能」、来季復帰目指す
上原浩治投手と田澤純一投手の所属するレッドソックスのジョン・ファレル監督(53)が悪性リンパ腫のステージ1と診断され、今季残り日程で指揮を執らずに治療に専念すると球団が発表した。
ベンチコーチのトーリ・ロブロ氏が2015年シーズン代わりに指揮を執ることになる。球団公式サイトによると、病魔と戦うファレル監督は「場所は特定されている。高い確率で根治が可能だ。私はレッドソックスの一員だっただけでなく、マサチューセッツ総合病院(MGH)にアクセスすることができてとても幸運だった。MGHでは世界最高の医師が治療に当たってくれる。ここ4、5日間は信じられなかったよ」と気丈に語った。
悪性リンパ腫は血液のがんで、ファレル監督は10日にデトロイトでヘルニアの手術を受けた際に発覚したという。指揮官は「正直なところ、見つかって本当についていた。治療は数日の間に始まる」と語っている。来季のスプリングキャンプまでに現場復帰に闘志を燃やしていた。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count