イチロー、歴代2位の「球聖」カッブに並ぶ日米通算4191安打 マ軍は敗戦
5回にレフト前ヒット、4試合連続安打で並んだ
マーリンズのイチロー外野手が敵地でのカージナルス戦に「7番・ライト」で先発出場し、4打数1安打で4試合連続安打をマーク。5回の第2打席でレフト前ヒットを放ち、日米通算4191安打でメジャー歴代2位のタイ・カッブに並んだ。マーリンズは1-3で敗れ、連勝は3で止まった
イチローは3回、無死走者なしで投ゴロに倒れた。
しかし、5回に歴史的な1本が出る。2死走者なしで打席に入ると、2ストライクから左腕ガルシアの4球目のスライダーをライナーでレフト前に運んだ。後続が倒れて先制のホームは踏めなかったが、これで4試合連続安打。日米通算4191安打(日本1278本、メジャー2913本)とし、メジャー歴代2位のヒット数を誇る「球聖」タイ・カッブについに並んだ。
イチローは8月に入ってから、この試合の前まで32打数11安打の打率3割4分4厘、5打点と好調。5四球も選んでおり、出塁率は4割2分1厘。長打率は5割で月間のOPS(出塁率+長打率)は.921と調子を上げている。
マーリンズは5回に1点を先制される。イチローは7回2死一、三塁でこの日3度目の打席に立ったものの、ニゴロ。同点のチャンスで凡退した。
マーリンズはその裏、追加点を奪われると、8回にも1点を奪われた。打線は9回に1点を返し、なおも2死一、二塁のチャンスでイチローが打席へ。しかし、ここはローゼンタールの前にサードフライに倒れた。マーリンズは1-3で敗戦。連勝は3で止まった。
イチローは4打数1安打で打率2割5分3厘となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count