「西武キラー」ホークス柳田がまた打った 7回同点打「諦めずにやってます」
西武戦は打率4割6分7厘、マジック30も「まだまだ先長い」
ソフトバンクの柳田悠岐外野手が15日、またも「西武キラーぶり」を発揮し、連日のお立ち台に上がった。
1点を追う7回1死二塁で、左腕・高橋朋の初球、133キロ直球を左翼線へ打ち返す同点の適時二塁打を放った。さらに、2死一、二塁から中村の飛球を西武中堅・秋山が落球。柳田が二塁から本塁生還して逆転した。
柳田の今季の対西武戦は打率4割6分7厘(75打数35安打)、6本塁打、18打点となった。チームは2度の逆転で6-5で勝利。1点差ゲームを制し、3連勝でリーグ優勝へのマジックを「30」とした。
試合後のヒーローインタビューでは真面目に試合を振り返った。
--7回にチームを逆転に導く同点打を放った。チームは3連勝。
「ホントにみんながたくさんいい仕事を出来ていて、その積み重ねで1つ1つ勝ててます」
--チームは6回に2度目の逆転を許していた。悔しい思いがあったのでは?
「高橋投手はいい投手なので、簡単には打てる投手でないと思っている。初球からバットを振ることだけを考えてました」
--逆転でベンチの盛り上がりもすごかったか?
「ベンチの雰囲気は伝わらなかったですけど。でも、盛り上がってるんじゃないかなと思います。うれしいです」
--2度の逆転劇で勝利した。チームに逆転する雰囲気はあるか?
「そうですね。絶対に最後まで諦めない感じでやっている 。9回まで諦めずにやります」
--8月の打率4割8分9厘のハイアベレージだ。
「諦めずにやってます」
--チームの優勝マジック30になった。
「まだまだ先は長いと思いますので、温かい声援をよろしくお願いします」
--連日のお立ち台になった。
「本日もたくさんの熱い声援をありがとうございます。明日も試合がありますので、ぜひ暇な人は来てください。ありがとうございました」
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count