偉業イチロー“ボーナス”も 300打席到達で5000万円、今後も50打席毎に加算

歴代2位の「球聖」カッブに並ぶ日米通算4191安打、偉業達成の打席で今季300打席に到達

 マーリンズのイチロー外野手は14日(日本時間15日)、敵地でのカージナルス戦で5回にレフト前ヒットを放ち、日米通算4191安打としてメジャー歴代2位の「球聖」タイ・カッブに並んだ。そして、偉業を達成したレジェンドは、“ボーナス”もつかみとった。

 地元紙マイアミ・ヘラルド紙のクラーク・スペンサー記者は、今季1年契約を結んだレジェンドが偉業を達成した打席で今季300打席に到達したことで、40万ドル(約5000万円)のボーナスを手にしたことをツイッターでレポートした。今後は、更に50打席に立つ毎に40万ドルの「パフォーマンスボーナス」を手にできる契約になっている。

 年俸200万ドル(約2億5000万円)で契約を結んだイチローは、4番目の外野手という位置づけでマーリンズに加入。しかし、開幕時にメジャー最強との呼び声もあったレギュラー外野トリオがアクシデント続きとなっている。

 昨年、ゴールドグラブ賞を獲得したイエリッチは開幕直後に故障で一時離脱し、主砲スタントンは6月下旬に骨折。強打者オズナは36打席1安打という不振に陥ってマイナー落ちし、現在も3Aで調整している。

 メジャー最年長野手となったイチローは高いプロ意識から故障もなく、驚異の鉄人ぶりを発揮。前半戦は代打での出場が中心だったものの、4番目の外野手ながら、ここまで出場試合数はマーリンズ外野陣で最多となっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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