首位攻防戦で完投の田中将大をNYメディア絶賛 「期待されたエースの投球」
「チャンスがやってきたら、タナカは逃さなかった」
記事では「16か月と37試合を要したが、マサヒロ・タナカがついにニューヨーク・ヤンキースとして有意義なメジャー登板機会を手にした。そして、チャンスがやってきたら、タナカは逃さなかった。ロジャース・センターにおけるトロント・ブルージェイズ戦の4-1勝利で自身4度目の完投を果たした」と評している。
昨年、ヤンキースは7月に田中が右肘靭帯部分断裂で離脱後、プレーオフ争いから脱落。リハビリから終盤戦に復帰した田中も、プレーオフ争いでのしびれる試合でピッチングを披露する機会はなかったが、ついにア・リーグ東地区首位攻防戦で最高の勝利に貢献できたことを評価している。
また、地元紙「デイリーニュース」は「マサヒロ・タナカが完投勝利でブルージェイズ戦2連勝に導く」と特集している。
今季は「エースにあらず」と厳しい声にさらされてきた田中だが、圧巻のピッチングで再び「エース」の称号を辛辣なニューヨークメディアから取り返した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count