日本ハム大谷が自己最多を更新する12勝! 今季3度目の完封&7度目2ケタK

足踏み2連敗から「3度目の正直」、13人連続アウトも

 日本ハムの大谷翔平投手が18日、敵地でのロッテ戦に先発し、9回6安打無失点12奪三振1四球の快投で12勝目(3敗)を挙げた。昨季に並ぶ11勝目を挙げてから初の2連敗と足踏みしていたが、今季3度目の完封勝利で自己最多を更新。同7度目の2ケタ三振を奪い、「3度目の正直」でリーグトップの12勝目を手にした。日本ハムは6-0の快勝で2連勝を飾った。

 大谷は初回、1死から角中に二塁打を浴びるも、清田は直球で空振り三振。続くデスパイネはスプリットで空振り三振に仕留め、無失点でスタートを切った。

 2回は福浦をレフトフライ、クルーズを空振り三振、鈴木は一飛で3者凡退。すると、日本ハムは続く3回に西川のタイムリーで1点を先制した。

 大谷は3、4回も打者6人から3三振を奪い、3者凡退に抑える。

 すると、5回、日本ハムは1死一、二塁とチャンスを作り、中島が三ゴロ。これをロッテ中村がトンネルして二塁走者の西川が生還した。さらに、中田のセンター前ヒット、近藤の2点二塁打、レアードのライト前ヒットと3連続タイムリーで一気に6-0とした。

 5回、大谷は2死から鈴木に四球を与える。1回途中から13人連続アウトに打ちとっていた大谷が久々に走者を出したが、続く田村はセンターフライに打ち取った。

 6回は1死から荻野貴にレフト前ヒットを浴びたものの、角中はセンターフライで2アウト。清田にライトへのヒットを打たれて2死一、三塁とされたが、デスパイネはセカンドゴロでチェンジ。この試合初めて三塁に走者を背負ったものの、無失点に抑えた。

 7回は再び3者凡退。8回は1死一、二塁とされたが、角中を中飛、清田はフォークで空振り三振に仕留めて得点を許さない。

 大谷は9回も無失点に抑え、今季3度目の完封勝利。会心の投球で自己最多を更新する12勝目を挙げた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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