イチロー、40代で自身初4安打 日米22年連続2桁盗塁でメジャー500盗塁に「3」
4安打以上は2年ぶり&メジャー通算51度目、マーリンズは3連勝
マーリンズのイチロー外野手は18日(日本時間19日)、敵地ブルワーズ戦で「2番・ライト」で先発し、2年ぶりに4安打を放った。さらに今季10盗塁目をマークし、メジャーで15年連続、オリックス時代からは22年連続となる2桁盗塁を記録。メジャー通算では現役最多の497盗塁を積み上げており、1898年以降、23人目となる500盗塁まであと3とした。試合はマーリンズが9-6で勝利し、3連勝となった。
イチローは初回1死走者なしで相手先発右腕クレービーの2球目を弾き返し、ショートへの内野安打で出塁。その後、二死満塁となり、ガレスピーの走者一掃の三塁打。イチローは先制のホームを踏み、マーリンズはこの回3点を先制した。
イチローは2回2死一塁で迎えた第2打席でライトライナーに倒れたものの、3回、7-0とリードを広げた直後の2死一、二塁でセンター前に弾き返し、今季15度目のマルチ安打を記録。マーリンズはこれで満塁とチャンスを広げたものの後続が倒れ、追加点はならなかった。
3点差に迫られた5回には2死二塁からショートへの内野安打で一、三塁とチャンスを広げ、すかさず二盗。これでメジャー15年連続の2桁盗塁に到達した。その後、プラドの2点適時打で生還し、マーリンズはこの回2点を追加した。
この時点で今季2度目の3安打となったイチローはその後も止まらない。7回2死走者なしで迎えた第5打席では左中間を破る二塁打をマーク。2013年7月28日のレイズ戦以来、2年ぶりの4安打で、イチローの4安打以上はメジャー通算51度目となった。40代に達して以降は初となった。
マーリンズはその後、2失点を喫したもののリードを守り抜き、3連勝。イチローは5打数4安打2得点1盗塁で打率は.260となっている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count