DeNA山崎康が新人最多32Sで与田超え 「大記録超えられて光栄」
打者3人2奪三振、圧巻の投球で記録更新「声援が大きかった」
DeNAの山崎康晃投手が20日のヤクルト戦で2-1の9回に登板し、1回を2奪三振含む三者凡退に抑え、32セーブ目を挙げた。これにより、歴代1位で並んでいた1990年の与田剛(中日)を抜き、新人セーブ記録を更新した。
「今日も前回(31セーブを挙げた2日前)と同じように声援が大きかったっていうか、マウンドにもしっかり伝わっていました」
2-1の1点リードで迎えた最終回、登場曲に合わせた「康晃」コールがスタンド全体から沸き起こり、マウンドに山崎が上がった。記録達成がかかった右腕は、先頭の大引を外角高めに外れる149キロ直球で空振り三振、さらに武内をツーシームで空振り三振に仕留めると、最後は中村を遊ゴロに打ち取る圧巻の投球でヤクルト打線を寄せ付けず。歴代新人最多となる32セーブ目を挙げた。