DeNA山崎康が新人最多32Sで与田超え　「大記録超えられて光栄」

記録更新のボールは「本当は石田健大に渡したいんですけど、お母さんに」

　お立ち台に上がった山崎は「あまり数字にはこだわりはないですが、たくさんのみなさまが応援してくださっているおかげでこの記録が更新できたと思います！」と満面の笑顔。

　31セーブで並んでいた亜大の先輩、与田について問われると「同じグラウンドでやっていたわけではなく、YouTubeでしか見たことがないのですが、大きな記録を超えられて光栄に思います」と充実した表情を浮かべた。

　ウイニングボールは「本当は石田健大に渡したいんですけど…」と、6回1失点で2勝目を挙げた同期・石田への労いも見せつつも、「記念のボールなのでお母さんに渡したいと思います。（スタンドの母を見ながら）いつも一生懸命応援してくれてありがとう！」と、毎試合のように駆けつける母親に感謝の言葉を述べた。

　チームは残り31試合で3位ヤクルトと3・5ゲーム差に。山崎は「記録は今日で更新しましたけど、もっともっとチーム一丸となってクライマックスシリーズ出場します！」と話し、次なる目標をCS進出に切り替えていた。

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フルカウント編集部●文　text by Full-Count