日本ハム斎藤佑に新たな武器 威力発揮する「新フォーク」の秘密とは?

なぜフォークの威力が増したのか?

 8日の楽天戦(札幌ドーム)でもフォークを多投。全体の30%強を占めたが、15日は全92球中、43球がフォークだった。その割合は実に約47%だ。

 市川「(今年と去年を比べても)あれだけフォークを自在に操れることはなかった。いい球だなと。本人が試合前に『カウント球でも使えるので』と言ってきました。(他の投手とは)球速が違うので比べることはできませんが、打者の手元でしっかり落ちてました」

 なぜ、ここまでフォークの威力が増したのか。斎藤にとっては中継ぎから先発に再転向して2度目の1軍マウンド。短いイニングを経験して、斎藤が腕を振れるようになった、と市川は指摘した。

 市川「腕が振れてきたからだと思います。直球も良かったです。(腕が振れてフォークが変わり)配球の組み立ても昨季とは全然違う。(15日は斎藤がサインに)首を振って、『フォーク』という場面も多かった。本人もフォークには自信を持って投げていると思います」

 厚沢投手コーチの目にも、斎藤のフォークは頼もしく映ったという。

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