阪神岩田が8回途中1失点で7勝目 「ダメだったらファーム行きやなと」
「背水の陣」は4試合ぶりのクオリティ・スタート
阪神の岩田稔投手が21日のDeNA戦に先発し、7回2/3を1失点で抑え7勝目(6敗)を挙げた。チームは3-2で勝利し、連敗を「3」で脱出した。
「僕自身も結果出せていなかったので背水の陣で、これがダメだったらファーム行きやなという危機感を持って投げていました」
ここ3試合の登板でいずれも投球イニング数は6回に届かず。いずれの試合も4失点と精彩を欠いていた岩田は8回途中までを1失点と好投し、7月20日以来のクオリティ・スタート(6回以上を投げ自責3以内)を記録した。
「前回のことを思うと、こういうピッチングを続けていかないと、先発としての仕事は出来ないなという気持ちですね」
チームの連敗を「3」で止めた左腕は2暴投を含む5回4失点と振るわなかった前回8月15日のヤクルト戦を引き合いに出しながら、この日の投球を振り返った。
7勝目(6敗)を挙げたことについて問われると「まだまだですけどがんばります」と一言。今後も不振を取り返す投球を心に決めている様子だった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count