イチロー、華麗なスライディングキャッチ 「41歳ですが追いつくんです!」
指揮官も称賛「守備的には素晴らしい試合ができた」
捕球後に鋭い眼光を光らせながら、グラブをポンと叩いたイチローのファインプレーを解説者も絶賛する。
「一塁塁審のテッド・バレットはフェアを宣告していました。(捕らなければ)大きなトラブルになるところでしたね。イチローはキャッチしようと決断を下しました。いかにしてキャッチするか。スライディングするか、頭から飛び込むか、それともランニングしながらキャッチするのか。彼は成功させました」
長打を阻んだレジェンドが、スライディングキャッチを選んだ一瞬の選択についても高く評価した。
この日はリリーフ陣の乱調で逆転負けを喫したが、ジェニングス監督も「守備的には素晴らしい試合ができたと思っている。イチローはスライディングキャッチを決めた。マーティン(プラド)も三塁でとてつもない試合を見せてくれた」と語っている。
3打数無安打1四球と3試合ぶりにノーヒットに終わったイチローだが、バットから快音が鳴り響かない日でも、守備で健在ぶりを発揮している。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count