Dバックス幹部が広島・前田獲得への思い語る 「誰もが欲しがるタレント」

球団社長と強打者のOBゴンザレスに特別インタ、直接視察の前田は「経験豊富」

 ダイヤモンドバックスのデリック・ホール球団社長が単独インタビューに応じ、近い将来、メジャーに挑戦する可能性のある広島の前田健太投手の争奪戦に参戦する意向を明らかにしている。8月の来日中に、前田の投球をスタンドで直接視察した球団社長らクラブ幹部は、日本ハムの大谷翔平投手とともにその実力を高く評価。即戦力としての期待を持っている。

 ホール球団社長は、米国野球殿堂入りした名投手のランディ・ジョンソン氏、2001年のワールドシリーズ制覇に貢献したスラッガーのルイス・ゴンザレス氏という両社長付補佐、そして、元カージナルス監督のトニー・ラルーサ野球編成最高責任者とともに来日した。被災地復興の慈善活動の一環として、宮城県石巻市で子供向けのベースボールクリニックを開催。同時に、ヤフオクドーム、マツダスタジアム、QVCマリン、東京ドームで日本プロ野球のスカウティングを行った。

 日本球界の誇る二刀流、大谷とともに高く評価しているのは、広島のエース前田だ。

 前田は昨オフにポスティングシステムによるメジャー移籍の可能性が一時的に浮上したが、球団側は容認せずに本人も了承。悲願のVを目指し、メジャー行きを見送った。前田が海外フリーエージェント権を取得するのは早くても2017年のオフとなるため、それ以前の移籍を目指す場合はポスティングを利用する必要がある。

 一方でメジャー球団は継続的に前田の動向を探っており、今月の来日時に直接視察したホール球団社長は「前田と大谷はどちらもすごく印象的でした。いつの日かダイヤモンドバックスのユニホームを着てほしいと思う選手。前田は経験豊富です。制球も素晴らしい。ピンチを切り抜ける術を持っている。走者を背負っても全くパニックになりませんでしたね」と高い評価を下した。

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