オリ、宮古島キャンプから完全撤退 仰木監督、イチローら数々の思い出

黄金期支えた宮古島、イチローには逸話も

 仰木監督、イチローらリーグ連覇、日本一を果たした黄金期を支えたのが宮古島だった。イチローが「コンビニがあればいい」とコメントした翌年に本当にコンビニが建設されたのは有名な話だ。

 仰木監督はキャンプの休日前になれば担当記者、地元の協力会、偶然居合わせたファンらを引き連れ朝まで飲みに回る。酒造会社「多良川」の酒窟(くつ)には仰木監督、イチロー、清原ら数々のプロ野球選手がオリジナルの古酒を寝かしている。今ではたくさんの人々が訪れる観光名所だ。

 1993年から始まり様々な思い出を作ってきた宮古島キャンプは23年間で幕を閉じた。2016年。オリックスがまた新たな歴史を作っていく。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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