イチローに迫る“記録ラッシュ” 1試合で最多5つの大台到達の可能性も!?
1万打席と三塁打の日本記録まではともに「1」
マーリンズのイチロー外野手に“記録ラッシュ”が迫っている。
24日(日本時間25日)の敵地パイレーツ戦に「2番・ライト」で先発出場したイチローは、3打数無安打1四球で3試合連続ノーヒットに終わった。しかし、4打席に立ち、メジャー通算9999打席に到達。1万打席に「1」と迫った。
25日(同26日)のパイレーツ戦に先発すれば、1打席目で大台に達する。日本での数字を足すと、日米通算1万4098打席。MLB公式サイトのデータによると、メジャーではピート・ローズの1万5861打席が歴代1位で、それに次ぐカール・ヤストレムスキーは1万3991打席となっている。
イチローはすでに“史上2位”の数字を積み上げており、これも鉄人ぶりを表す数字と言えそうだ。NPBでは野村克也の1万1970打席が歴代1位となっている。
また、現在、三塁打は日米通算114本(NPB23本、MLB91本)。福本豊氏の日本記録115本までは「1」だ。球団が試合前にメディア向けに配布する「ゲームノート」には、23日(同24日)から「ユタカ・フクモトの日本記録115三塁まで1本に迫っている」と記載されるなど、地元でも注目が集まっている。
25日の第1打席で、イチローがメジャー通算1万打席と日本記録の通算115三塁打を同時に達成する可能性も十分にある。