巨人・菅野は鬼門を突破できるのか ヤクルト-巨人戦の注目ポイントは?
打撃部門上位を独占するヤクルト打線
両チームにとって、シーズンの行方を占う大事な3連戦の初戦。3位ヤクルトが山田、中村の活躍で2位巨人を5-2で下した。26日に迎える第2戦はヤクルトは小川、巨人は菅野のエース対決となる。
注目は菅野VSヤクルト強力打線。好調同士の対決になる。菅野は前回登板の阪神戦で完投勝利を挙げ9勝目。勝利すれば新人イヤーから3年連続で2ケタ勝利となる。
ヤクルトは川端が打率トップ(.337)、山田が2位(.336)。本塁打は山田がトップ(32本)、打点は畠山がトップ(85打点)と打撃部門の上位をほとんど占める。この強力打線をどこまで菅野が抑えられるか。巨人打線は不振なため、最少失点で切り抜けたいところだ。
また、菅野は入団以来、神宮球場で勝つことができていない。2013年の4月27日の初登板から5試合を投げて0勝3敗と相性がよくない。今年も2度先発して2敗。菅野自身もその相性は理解しており、十分に意識を置きながら、強い気持ちを持ってマウンドに上がることだろう。首位阪神を追う2チームの意地のぶつかり合いも見どころだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count