イチロー、大記録へ正念場　5戦無安打で22年連続100安打に届かないペースに

17打席連続ノーヒットで8月の月間打率も3割を切る

　マーリンズのイチロー外野手は27日（日本時間28日）、本拠地でのパイレーツ戦に「2番・ライト」で先発出場し、4打数無安打に終わった。途中出場の1試合も含めて、これで5試合＆17打席連続ノーヒット（3四球と1犠打含む）と調子は下降気味。日本新記録の22年連続シーズン100安打にも、届かないペースとなってしまった。記録達成へ向けて正念場を迎えている。

　この日は相手のエース右腕コールの前に二ゴロ、遊直、遊ゴロと封じられた。1点を追う8回には2死二塁で2番手左腕ワトソンにも二ゴロに打ち取られ、マーリンズは1－2で敗戦。イチローは打率2割5分4厘となった。

　21日（同22日）のフィリーズ戦で最終打席にヒットを打ってから、途中出場の1試合（1打席）も含めて5試合＆17打席連続でヒットが出ていない。一時は3割6分1厘だった8月の月間打率も、2割9分7厘とついに3割を切った。25日（同26日）のパイレーツ戦ではメジャー通算1万打席という大台に到達したが、バットから快音は響いていない。