地区2位に後退のヤンキース NYメディアが田中将大に求めるエースの仕事

3年前は絶対的エースのサバシアがチームを救い、プレーオフ進出を決めたヤンキース

 ヤンキースの田中将大投手が、ア・リーグ東地区2位に順位を下げた名門でエースとしての活躍を求められている。地元紙「ニューヨーク・ポスト」が「マサヒロ・タナカはヤンキースが彼に支払うようなエースになれるのか?」との見出しで特集している。

 記事では、3年ぶりのプレーオフ進出を狙うヤンキースには、3年前に苦い記憶があると紹介。7月の時点でオリオールズに10ゲーム差をつけながら、9月にゲーム差を蒸発させてしまった過去に言及している。当時は、現在、膝痛で故障者リスト(DL)入りしているCC・サバシア投手が終盤戦で24イニング4失点という活躍を見せて、チームを救ったという。

 ただ、今季は3年前と違うと指摘。記事では「最終的にディビジョンタイトルを手にするチームと現在のチームの違いは、先発ローテーションの先頭部分だ。ヤンキースには連敗を食い止めるために頼れるエースがもはや存在しない」と厳しい論調で現在の先発投手陣の現状を分析する。

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