【U-18野球W杯】4番清宮は1安打2打点にも納得せず 「プレッシャー? それは違います」

早実の先輩のように…「加藤さんは何があっても4番だった」

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試合後には報道陣に逆取材する場面も【写真:富樫重太】

 もっとも、試合後の本人は「早実の時はずっと3番で、日本代表に入って『結果を出さないと』という部分が少し出てしまったかなと思う。気持ちの部分はなかなか味わえない。次にしっかりとつなげていきたい」とやや不満顔。それでも「プレッシャー?」との問いには「それは違います」と即答した。

「加藤さんは何があっても4番だった。軸という感じで、そういうつなぐ意識を持っていきたい」

 早実で自分の後の4番を打っていた頼れる主将の名前を挙げ、さらなる活躍を誓った。

 29日の第2戦は初優勝へのライバルとなる米国との対戦。エースのバーグナーが、この日登板したことを聞かれると「速いんですか?」と報道陣に逆取材。本来は最速156キロを誇る右腕だが、この日は146キロだったことを教えられると、予想を下回ったのか「………」と“絶句”。報道陣から笑いが起き、清宮も「速いっすね」と笑みを浮かべた。

 強心臓のスーパー1年生は、米国相手にも臆することはなさそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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