巨人ドラ1岡本がデビュー 過去のG高卒新人野手デビュー戦はどうだった?

代打での1軍デビュー、初の守備にも大歓声

 大きな歓声が東京ドームに響いていた。巨人注目のドラフト1位ルーキー、岡本和真内野手(奈良・智弁学園卒)がついに1軍デビューを果たした。28日の中日戦、7回裏1死一塁。投手の高木勇人の代打で出番が来た。

「準備をしている時は緊張しましたが、打席に入るといつも通り平常心でいられました」というから、肝っ玉が据わっている。高卒新人ならば頭が真っ白になってもおかしくはない。岡本は中日・祖父江の外角低めのボールを初球から振っていった。結果はセカンドフライ。もう少し、打席の時間を堪能したいという巨人ファンからの溜息が漏れていた。

 そのままサードの守備につき、キャプテンの坂本勇人と三遊間を初めて組んだ。この光景は近い将来の巨人の日常になっていくだろう。

 代わったところに打球がくる、とはよく言ったもの。8回2死から平田がサードへゴロを打ち、岡本がさばいた。またドームが沸いた。

 9回裏があれば、2度目の打席が回ってきたが、7-0とリードしていたため、巨人はそのまま勝利。2打席目と初ヒットはこの先のお楽しみとなった。

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