巨人ドラ1岡本がデビュー 過去のG高卒新人野手デビュー戦はどうだった?
坂本、大田のデビュー戦は?
坂本勇人は06年のドラフト会議1巡目指名ということで背番号61をつけて、プロ野球人生をスタートさせた。07年7月12日阪神戦(東京ドーム)で代走として出場し、盗塁を決めた。
9月6日のナゴヤドームの中日戦では、延長12回2死満塁で代打で見事にセンターへ決勝2点タイムリー。プロ初安打は値千金の一打となり、1年目から素質の高さを見せていた。
松井の後継者として55番を背負った大田泰示は2009年6月21日のロッテ戦、東京ドームがデビューの舞台だった。代打で出場もロッテの剛腕シコースキーの直球をすべて空振りして、3球三振のデビュー。プロ初ヒットは2年後の交流戦の5月18日の楽天戦まで出なかった。
岡本は緊張をあまり感じずにプレーしていたように見える。すぐに才能を開花させるか、時間を要するか、岡本のストーリーはまだ始まったばかり。将来の4番候補の第2打席が非常に楽しみである。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count