決勝弾の巨人・村田、新人三塁手・岡本への想い激白 「僕の全て伝えたい」
13年連続2ケタ本塁打に到達、「岡本と共に僕も野球人として成長出来るように」
巨人の村田修一内野手が30日、黄金ルーキー・岡本和真内野手への想いを激白した。
中日戦(東京ドーム)で同点の5回に勝ち越しの右越え10号ソロ。横浜(DeNA)時代の03年プロ入りから13年連続2ケタに到達する本塁打は、そのまま決勝点となった。
片岡、隠善とともに上がったヒーローインタビューでは、同じ三塁を守る新人選手への思いを語った。
――勝ち越し弾は逆方向へ、すごい当たりだった。
「そうですね。田口が、若い投手が頑張っているのに足を引っ張って、申し訳なかったですけど(3回に平田のゴロを一塁悪送球)。本当に打って返すことが出来て良かったですし、今日の試合勝ってめっちゃホッとしてます」
――打ったのは3球続けてきた直球。あの一発は狙い打ちだったか?
「若松くんはチェンジアップがいいので、本当はチェンジアップをイメージしながらバットを出した。そしたら、反対方向の本塁打になって。めっちゃうれしかったです」
――新人・岡本が1軍昇格。岡本は「憧れ」だと言っている。
「いつか抜かれると思いますし、そういう時期が来るかもしれませんが、まだまだ僕も元気にやりたいと思います。いろんなことを伝えていきたいし、岡本の成長と共に、僕も野球人として成長出来るように見守っていきたい。僕の全てを伝えて、最後まで頑張っていきたいと思います」
――勝負の9月が始まる。
「前回ヤクルトにやられてますし、地方に行きますけど、ホームゲーム。2つやっつけれるように全力で戦いたいと思います。温かい声援をみなさん送ってください。頑張ります」
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count