西武ドラ1高橋光が5回2失点で4連勝 松坂以来16年ぶりのパ高卒新人月間4勝!

メヒア、2本塁打を含む4安打8打点の大暴れ

 西武のドラフト1位ルーキー・高橋光成投手が31日の楽天戦(コボスタ宮城)で5回4安打4奪三振2失点で4勝目(1敗)を挙げた。パ・リーグの高卒新人の月間4勝は1999年の松坂大輔(西武)以来、16年ぶりとなった。西武は15-3で大勝し、ロッテを抜き、3位に浮上した。

 前日30日の一戦が雨天中止となり、自身プロ初のスライド登板となった18歳右腕。初回に2死からペーニャにレフトへ二塁打を浴びるもウィーラーをサードゴロに打ち取ると、2回は銀次をショートゴロ、藤田を空振り三振、嶋をセカンドゴロと三者凡退に打ち取る。

 すると西武打線は3回、1死一、三塁から浅村がタイムリー内野安打を放ち先制。さらに中村が四球で出ると、メヒアがレフトスタンドへ21号満塁弾でこの回一挙5得点。4回にも浅村のタイムリー三塁打、メヒアのタイムリーヒットで2点を加点した。

 4回まで無失点で抑えていた高橋光は5回無死一塁から島内にタイムリー三塁打を浴びるなど2失点を喫したものの、5回を投げ抜いて4勝目の権利を得て降板。西武は6回にも4点を奪うと、8回にはメヒアがこの日2発目の22号ソロ、さらに9回には中村の35号ソロなどで3点を加えた。

 西武は15安打15得点の猛攻。メヒアは2本塁打を含む5打数4安打8打点と爆発した。打線の援護を受けた高橋光は5回2失点と好投し、4勝目。デビュー戦となった今月2日のソフトバンク戦は黒星を喫したものの、8月9日のオリックス戦から自身4連勝。高卒新人の月間4勝はセ・リーグでは阪神の藤浪が13年に記録しているが、パ・リーグでは99年の松坂以来、16年ぶりとなった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY