イチローの去就に影響は!? 現マーリンズ監督が来季マリナーズGM就任も
オフにはイチロー獲得に尽力したジェニングス監督
記事によると、ある球団スタッフが「みんな針のムシロだ」と語っている状況で、タレントの目利きとして定評を持つジェニングス監督には移籍の可能性が浮上。チームの不振からジャック・ズレンシックGMを解雇したマリナーズが、ジェニングス監督を現在空座となっている後任GM候補にリストアップしていると伝えた。
マリナーズは2001年から12年シーズン途中までイチローが活躍した古巣。オリックスから移籍1年目にはMVP、新人王、首位打者、盗塁王、ゴールドグラブ賞を獲得し、その後もチームの「顔」として活躍を続けた。本拠地セーフコ・フィールドはレジェンドにとっても思い出深い場所で、オフには背番号51がシアトルに復帰する可能性も取り沙汰されている。
マーリンズはメジャー通算3000本安打に着々と歩を進めるイチローのパフォーマンスのみならず、若手の最高の模範となるプロ意識を高く評価。ジェニングス監督も事あるごとに称賛し、チーム内でイチローの来季契約延長に関する会議が行われていることを明らかにしてきた。
ジェニングス氏がGMとして昨オフにイチロー獲得に尽力した経緯もある。今季プレーオフ進出有力候補と期待されながら、苦しみのシーズンを送っているマリナーズの強化責任者にジェニングス氏が就任するとすれば、シアトル復帰待望論も根強いイチローの去就問題に大きな影響を与える可能性も出てくる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count