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【小島啓民の目】ネット裏から見えた高校日本代表の課題 世界を勝ち抜く選手になるために

甲子園、舞洲で開催されているU18のW杯に、私もIBAF(世界野球連盟)の技術委員会(TECHNICAL COMITTIE)の委員という立場で運営に参加をしています。予選第1ラウンドが終了し、日本代表チームはAグループの1位。投手陣が非常に好調で安定した試合内容を展開しています。

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1次ラウンドA組首位、他国と比較しても完成度高いU18日本代表

 甲子園、舞洲で開催されているU18のW杯に、私もIBAF(世界野球連盟)の技術委員会(TECHNICAL COMITTIE)の委員という立場で運営に参加をしています。予選第1ラウンドが終了し、日本代表チームはAグループの1位。投手陣が非常に好調で安定した試合内容を展開しています。

 オーストラリア戦の試合前に西谷浩一監督と少しだけ話ができましたが、「チームの雰囲気も良く、個々の選手の能力も高い」と非常に手応えを感じておられたようです。他国と比較しても、野球の完成度は高いですね。

 初めて間近で、日本チームの清宮幸太郎選手(早稲田実業)や小笠原慎之介投手(東海大相模)らを見ましたが、まだあどけなさが残る高校生だなと感じた反面、打席やマウンドでの仕草は落ち着きが感じられ、プロ選手の風格さえも感じさせられました。

 日本チームの試合全般を見ての感想としては、投手力は大会屈指と言ってよいでしょう。他国が四死球などで崩れる中、非常に安定した投球を繰り広げています。特に佐藤世那投手(仙台育英)、小笠原投手の2人には特出した安定感があります。

 守備においても、肩の強さやスピードという点では、中南米やヨーロッパの選手に見劣りするところもありますが、堅実さという点では群を抜いており、まず守備で崩れることはないなと思いました。国際試合における長年の課題である攻撃ですが、予選ラウンドでは、点数こそ取れていますが、得点を取るのに苦労しているなという印象は拭えません。

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