田中将大、7回途中4失点 11勝目の権利持って降板
ヤンキースは2回に一挙8得点
ヤンキースの田中将大投手が2日、敵地レッドソックス戦で6回1/3を6安打5奪三振4失点で、11勝目(6敗)の権利を持って降板した。
今季20試合目の先発登板となった田中は初回先頭のベッツにライトへ二塁打を許すと、2死とした後に4番オルティスに初球を右中間へ弾き返され、タイムリー二塁打を浴びる。
しかしヤンキース打線もすかさず田中を援護。2回、相手先発のオーウェンスを攻め、1死一塁からバードが逆転2ラン。続くマーフィーが2者連続の本塁打を放つと、さらに3点を加点し、オーウェンスをKO。代わったクックからもベルトランが2ランを放ち、この回3本塁打を含むヒット7本の猛攻で一挙8点を奪った。3回にもドルーの3ランが飛び出し、リードを10点に広げる。
一方の田中は2回先頭のカスティーヨにライト前ヒットを許すも後続を断ち、3回も2死からボガーツにセンターへヒットを浴びたが、オルティスをセンターフライに打ち取る。4回は先頭のショー、カスティーヨと連続三振。ホルトもファーストゴロでこの回、初めて三者凡退で終える。
ヤンキースは5回2死からグレゴリアスがライトへソロ弾を放ち、1点を追加。しかし田中はその裏、先頭のスワイハートに二塁打を許すと、1死三塁となった場面でベッツに犠牲フライを浴びて失点。さらに6回には先頭のボガーツにレフトスタンドへソロ本塁打を運ばれ、3失点目を喫する。
7回もマウンドに上がった田中は1死からスワイハートに四球を与えたところで降板。代わったベイリーが連続四球で1死満塁とされると、サンドバルに犠牲フライを浴びたため、田中に4失点目がついた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count