メジャースカウトに聞く大谷の評価 「異次元の投球」も指摘する課題は?
「異次元の投球をしている」
――直球の制球は安定しなかったが。
「状態がベストでない中で、これだけの投球が出来る。(大谷が)160キロ近い直球を投げるのが当たり前になっているが、周りを見たら、異次元の投球をしている」
――現段階でメジャーではどれくらいのクラスの投手か?
「各球団で先発陣の層が違うので開幕投手が出来るかは分からないが、どこの球団へ行っても、今の段階で先発ローテには確実に入れることは間違いない」
――今後の課題を挙げるとすれば?
「挙げるとすれば、変化球の精度。フォークはいつでも使える球種となっているが、スライダーは日によって変わっている。スライダーの精度が上がってくれば、さらに投球も安定する。今後も見ていきたい」
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count