阪神メッセが8回無失点の快投で9勝目 「最高のタイガースファンのために」
「チームを感じられた、いいゲーム」
阪神のランディ・メッセンジャー投手が4日の中日戦(ナゴヤドーム)で先発し、今季9勝目(11敗)を挙げた。
4回まで毎回安打を許すも得点を許さず、5回から3イニング連続で3者凡退に。2点を先制した8回2死二、三塁では森野を二ゴロに仕留めた。8回6安打無失点。9回は守護神・呉昇桓に託した。
――自身の投球を振り返って。
「うれしいですね。前回は粘ってきたんですけど、もうひと踏ん張りが出来なかったと思うので。今日は野手の方も点を取ってくれましたし、チームを感じられた、いいゲームでした」
――ネイラーも好投していた。
「こういう展開では1つの失投が大怪我、負けにつながると思っていた。1つミスをした方が負けると思っていた。野手の方が点を取ってくださって、先に点をあげなかったことが良かったです」
――シーズン終盤。今の状態は?
「状態は非常にいいので、体の調子もいい。どこか痛いところもない。いい方向に向かっているので、このまま続けたい」
――残り試合も少ない。
「いつも言っていることだが、自分にボールさえ渡してくれたら、しっかり仕事する自信はある。残り試合も頑張って、最高のタイガースファンのために頑張りたいと思います」
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count