【U-18野球W杯】U18日本、13安打9得点&完封リレーで無傷の8連勝! 全勝で米国との決勝へ
小笠原、高橋純ら5人の継投、豪華リレーでキューバ打線を封じる
高校日本代表は5日、第27回U-18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)のスーパーラウンド(R)最終戦でキューバと対戦し、9-0で勝利した。これで日本は無傷の8連勝。6日の決勝(甲子園)ではアメリカと対戦する。
日本は初回、1死から津田がレフトへのヒットと勝俣の四球で1死一、二塁とすると、清宮が空振り三振に倒れた後の2死二、三塁から平沢が左中間へのタイムリー二塁打。キューバ先発ナハルの立ち上がりを攻め、2点を先制する。
日本先発の小笠原は2回、1死からバルガスに左中間へのヒット性の打球を放たれるも、この打球をセンター舩曳が猛然とダッシュし、ぎりぎりのところでダイビングキャッチ。ファインプレーが飛び出すと、2回を無失点2奪三振と抑えたところで、小笠原はマウンドを降りた。
3回には平沢、堀内のタイムリーなどで3点を追加し、ナハルをノックアウトした日本。5回にも1死三塁から篠原のセンターへのタイムリーで追加点を挙げると、7回にも堀内の三塁打を足がかりに2点を追加、リードを9点に広げた。
投げては3回から登板の高橋純が2回を1安打無失点、5回からは成田が登板しキューバ打線を1回無安打無失点に封じた。6回からは高橋樹が登板。2回2安打無失点に抑えると、8回からは森下がキューバを無失点で抑え、完封リレーを完成させた。
日本はこれで開幕から負けなしの8連勝。6日には初の世界一をかけ、アメリカとの決勝戦に挑む。
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富樫重太●文 text by Shigeta Togashi