【U-18野球W杯】8戦全勝で決勝へ、U18日本・西谷監督「悲願の世界一を全員で勝ち取りたい」

キューバ戦で2本の適時打放った平沢、決勝に向け「今日の夜から準備したい」

 高校日本代表は5日、甲子園で行われた第27回U-18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)のスーパーラウンド(R)最終戦でキューバを9-0で下し、今大会8戦全勝で6日の決勝アメリカ戦(甲子園)を迎えることになった。先発の小笠原が2回を無失点に抑えると計5人の継投でキューバ打線を完封。打っては5番平沢が初回に2点タイムリー二塁打を放つなど13安打9得点の猛攻を見せた。

 試合後、西谷監督は「先制点が取れて優位に進められた」と話し、「(会場が)甲子園ということで日本チームは特別な球場。力をもらって後押ししてもらった気がします」と振り返った。

 残すはアメリカとの決勝戦のみで「世界一を獲るために集まった20人。悲願の世界一を全員で勝ち取りたい」。

 また、この日2本の適時打を放ち、3打点と活躍した平沢は「完璧にとらえた当たりではなかったけど、いいところに落ちてくれた。ホッとしてます」と初回の左中間へのタイムリー二塁打を振り返り、アメリカ戦に向けて「すごく力のあるバッターが多い。力では負けているけど、細かいところで勝てるようにしたい」と力を込めた。

 アメリカには1次Rで3-0で勝利。その際は佐藤が完封勝利を挙げている。だが、大会3連覇を目指すアメリカもスーパーRで勝負強い戦いを見せており、侮れない相手。平沢は「明日に向けて今日の夜から準備したい」と意気込んだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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