中日・森野が決勝打 「正直、ホッとしました」
「今年は得点圏、満塁でも打ってなかった」
中日の森野将彦内野手が、6日の阪神戦(ナゴヤドーム)で決勝打を放った。
0-0で迎えた7回1死満塁で、阪神ベンチは左腕・岩崎から2番手右腕・安藤にスイッチ。赤坂の代打で登場した森野は初球のフォークを強振。一、二塁間を鋭く破る右前適時打で均衡を破った。
森野の一打を合図に、打線は7、8回で5得点。阪神戦の連敗を8でストップした。
森野は今季8勝目を挙げた若松と共にヒーローインタビューに呼ばれた。
――かっこよすぎです。
「そうですね。その場面を作ってくれた前の打者に感謝したいと思いますけど。あの場面で、0-0で代打で出て1本出たのは良かったと思います」
――若松の登板日に打っている。イメージはあったか?
「若松の試合で打っているイメージはありますし、そういうところで打てるのではないか、というのはありました。あそこで向こうの投手が右投手になったら、いくだろうな、と準備していた。結果を残せて良かった」
――1死満塁の好機。どんな気持ちだったか?
「気にしないんですけど、今年は得点圏、満塁でも打ってなかった。ここで一本出て良かったです」