元巨人・村田透、3Aで最多勝 上原も後輩祝福「素晴らしいね!」
15勝4敗、防御率2.90と好成績、今季はメジャーデビューも果たす
インディアンス傘下3Aコロンバスの村田透投手がインターナショナル・リーグの最多勝に輝いた。レギュラーシーズン全日程が終了し、日本人右腕は今季27試合に登板し、15勝4敗、防御率2.90と好成績を収めた。
2007年の大学生・社会人ドラフト1巡目で巨人に指名され、入団。上原浩治投手(レッドソックス)と同じ大体大出身で、落差のあるフォークを武器としていたため、「上原2世」と呼ばれた。しかし3年間で1度も1軍登板がなく、2010年オフに戦力外に。その後、インディアンスの目にとまり渡米。2011年は1Aで開幕を迎え、翌12年には3Aまで昇格。13、14年は2Aと3Aとの昇降格を繰り返した。
しかし今季は6月にメジャー初昇格も果たし、同28日のオリオールズ戦でメジャーデビュー。4回途中4安打5失点(自責3)で初黒星を喫したものの、その後も3Aで白星を重ねた。
そんな30歳右腕を上原も祝福。自身のツイッターで「おっ、大学の後輩、ジャイアンツの後輩、村田透がAAAで最多勝!! 素晴らしいね! 頑張ってるなぁ~」と綴っている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count