広島、ジョンソンがノーノー逃すも11勝目 石原が8回二死満塁で決勝打!
引き分け挟んで2連勝
広島が10日、本拠地中日戦で4-2で勝利し、引き分けを挟んで2連勝を飾った。8回2死までノーヒットノーランを続けていた先発のジョンソンが杉山にタイムリーヒットを浴び一時は逆転されたが、その裏に3点を奪って競り勝った。
ジョンソンは初回、三者凡退に打ち取ると、2回先頭の平田に四球を与えたものの、後続を抑える。3回以降は安定した投球で7回まで走者を許さない。
広島は5回無死一、三塁からジョンソンのピッチャーゴロの間に1点を先制。
しかし1-0で迎えた8回にジョンソンが崩れる。先頭の平田に四球を与えると、1死後に今度はエルナンデスにも四球。赤坂の右邪飛で2死一、三塁とすると、杉山にこの日初ヒットをレフトに運ばれて、エラーも絡んで2失点を喫した。
それでもその裏の攻撃で広島打線はすかさず反撃。新井が無死一塁から左中間へタイムリー二塁打で同点。さらに2死満塁とすると、石原がしぶとくセンター前に弾き返し、2点を勝ち越した。
最終回は中崎が締めて4-2で勝利。ジョンソンはノーヒットノーランを逃したものの、8回1安打2失点で11勝目(7敗)。中崎は22セーブ目を挙げた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count