岩隈久志、6回まで好投も…7回に痛恨被弾で4敗目
7回1死一、三塁から3ラン被弾
マリナーズの岩隈久志投手が11日(日本時間12日)、本拠地でのロッキーズ戦に先発し、7回に3ランを被弾して4敗目(7勝)を喫した。6回まで無失点に抑える好投を見せていたが、味方打線の援護もなく、終盤に差し掛かるところで力尽きた。
岩隈は初回1死からディカーソンにセンターへヒットを許したものの、アレナドをセカンドフライ、ゴンザレスをサードゴロに打ち取り、上々の立ち上がりを見せる。
2回は1死からモーノー、ポールセンと連続三振に仕留め、三者凡退に。3回も三者凡退に打ち取ると、4回には先頭のディカーソンに二塁打を浴びたが、アレナドをピッチャーゴロに。ゴンザレスを敬遠で歩かせた後、ルマイユを空振り三振、モーノーをショートゴロに切って取る。
5回も三者凡退で終えると、6回もアレナドのヒット1本に抑えてスコアボードに「0」を並べた。
一方のマリナーズ打線は相手先発ベティスの前に5回まで無得点に抑えられていたが、6回には2死一、三塁とチャンス。しかし、4番トランボが空振り三振に倒れ、得点を奪えない。
すると7回、岩隈は1死からモーノー、ポールセンと連続ヒットを許すと、一、三塁からガーノーにレフトスタンドへ痛恨の一発を浴びて3失点。その後、2本のヒットを許したところで降板となった。
マリナーズは8回に2点を返したが反撃もそこまで。2-4で敗れ、連勝は2で止まった。岩隈は6回1/3を8安打6奪三振3失点で4敗目。防御率は4.05となっている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count