オリックス谷佳知、2000本安打を前に引退決断 「色々と野球人生はある」
「いい結果で、自分の中では終えることができた」
球界のレジェンドがまた一人ユニホームを脱ぐ。オリックス・谷佳知外野手が今季限りで引退する。通算2000安打まで残り73本。大記録を目前としながらプロ19年目の大ベテランは自らの意思で決断した。
「色々と野球人生はある。けど、いい結果で自分の中では(現役を)終えることができた」
2014年に巨人から古巣・オリックスへ復帰。巨人では5度のリーグ制覇を経験。プロ人生をスタートしたオリックスで再スタートを切った時には「このチームを優勝へ導きた い。自分の経験を伝えたい」と語っていたが今季、チームは低迷。2000本、リーグ制覇。志半ばでユニホームを脱ぐことになった。
球団は谷を功労者として最大級の評価をし引退会見、セレモニーなどを用意するという。プロ19年の実績、経験を若手へ伝えるため指導者などのポストを用意することが濃厚だ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count