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波に乗り切れない阪神、優勝への鍵は? メッセ&藤浪が克服すべき課題

阪神がなかなか波に乗り切れない。辛うじて首位には踏みとどまっているものの、連勝が続かず、チーム状態は決して良いとは言えない。18日からは12連戦も控える状況で、2005年以来の優勝をつかみ取るためには何が求められるのか。

阪神甲子園

コントロールに苦しむメッセンジャー、不振の要因とは

 阪神がなかなか波に乗り切れない。辛うじて首位には踏みとどまっているものの、連勝が続かず、チーム状態は決して良いとは言えない。18日からは12連戦も控える状況で、2005年以来の優勝をつかみ取るためには何が求められるのか。

 ヤクルト、日本ハム、阪神、横浜の4球団で捕手として活躍した野球解説者の野口寿浩氏は、先発投手陣への不安を指摘する。

 10日の巨人戦で敗戦投手となったメッセンジャーは今季、防御率こそ3・06と昨年を上回る成績を残しているものの、9勝12敗と負けが先行し、コントロールに苦しむ場面も散見される。

 野口氏は今季メッセンジャーが苦しんでいる要因について、フォームのバランスが崩れていることを挙げている。

「メッセンジャーは、もともと投げた後に一塁側に倒れていくタイプですが、今季、特に夏場以降ですが、投げ切る前に体が倒れてしまっています。体の開きが早くなっているので打者は投球が見やすいですし、リリースが安定しないから細かいコントロールがなくなっています。右打者のアウトローを狙った球が真ん中に寄っていって痛打される、そんなシーンが目に付きます。

 今は大きいカーブで誤魔化しているので何とか格好はついていますが、去年奪三振王に輝いた時にメッセンジャーが活用していた球種はスプリットです。それが今季は良いコースにいかないし、そのためか、投げる頻度も減っています。これも、フォームのバランスが崩れていることが要因になっていると思います」

 野口氏はそう指摘する。

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