上原浩治が「仲間」たちの引退報道に複雑な心境明かす 「いずれ自分も…」
右手首骨折で離脱中も、来季へ向けて「まだ辞めるわけにはいかない!」
また、和田と谷は3学年上で、小笠原は2学年上。40歳にして衰えを見せない上原だが、「残念だけど、いずれ自分にも訪れるわけで…」と複雑な胸中も明かしている。
「歳上の選手が本当に少なくなってきた。まだ同級生で頑張ってる奴もいるから、まだ自分も辞めるわけにはいかない! いまは怪我で試合に出れない悔しさはある。でも来年も契約を残してるんだから、どうにかして来年こそは…」
右手首骨折で今季絶望となっている右腕は、来季の復活を固く誓った。
すでにプレーオフ進出は絶望的なレッドソックスだが、上原の離脱直後に代役としてクローザーを任された田澤純一が不調でセットアッパーに戻るなど、絶対守護神の穴は埋まっていない。「焦っても仕方ない。まずは怪我してる箇所をちゃんと治すことやね」と誓う上原の完全復活が待たれている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count