イチロー、1か月半ぶり1番で2931安打 単独35位浮上&美技も…マ軍は敗戦

“猛打賞“の前日から2試合連続安打、チームはシャーザーに抑え込まれて完敗

 マーリンズのイチロー外野手は13日(日本時間14日)、本拠地でのナショナルズ戦に「1番・ライト」で先発出場し、4打数1安打だった。今季3度目の“猛打賞”と活躍した前日から2試合連続安打。メジャー通算2931安打として、並んでいたジェイク・ベックリー、ロジャース・ホーンスビーを上回りMLB歴代単独35位に浮上した。この日は守備でも美技を見せたが、チームは2013年のサイ・ヤング賞右腕シャーザーに抑え込まれ、0-5で完敗した。

 8月2日(同3日)のパドレス戦以来、約1か月半ぶりに1番でスタメンに名を連ねたイチローは初回、シャーザーの前に遊飛に倒れる。

 しかし、2回には守備で見せた。1死走者なしでラモスが放ったライト線に切れていくフライを追うと、最後はファウルゾーンでジャンプして、フェンスに激突しながらキャッチ。マーリンズ・パークが大歓声に包まれた。

 0-1となって迎えた3回、イチローは1死二塁のチャンスで打席に立つも、直球を打って一飛。その後、マーリンズは3点を追加されて0-4とリードを広げられる。

 6回、1死走者なしで打席に立ったイチローは、1ボール2ストライクからシャーザーの95マイル(約153キロ)の直球を捉える。打球はセンター前に落ち、2試合連続ヒットとなった。だが、後続が倒れて得点にはつながらなかった。

 8回2死二塁では一ゴロに終わり、この日は4打数1安打で打率2割4分6厘。マーリンズはシャーザーに8回5安打無失点と抑え込まれ、0-5で敗れて連勝は「4」で止まった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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