田中将大、首位攻防戦でエースの役割果たす 「タナカがヤンキースを救う」
首位攻防戦4連敗は免れるも依然として3・5差、「時すでに遅しか」との声も
地元紙デイリー・ニューズも「マサヒロ・タナカがブルージェイズを完封し、ヤンキースは5-0勝利でスイープを免れる」と大特集。ヤンキースは負ければゲーム差が「5・5」に広がるところだっただけに、完璧なピッチングで終戦危機を食い止めた田中が主役となっている。
一方、地元紙ニューヨーク・ポストは「マサヒロ・タナカが出血を止めた。だが、時すでに遅しか」と伝えた。田中の力投でブルージェイズと3・5ゲーム差に縮めたが、地区優勝へ向けて、その差は依然大きいと見ているようだ。
2試合連続でハイ・クオリティスタート(7回以上を投げ、自責2以下)を達成した田中は108球の力投で防御率を3.40まで下げた。今季の通算登板イニングは143回となり、規定投球回に到達。防御率はリーグ10位となっている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count