日本ハム栗山監督、16日先発の斎藤佑にゲキ 「結果が出なければ使わない」
「男として何を見せられるか。しっかり投げて欲しい」
日本ハムの栗山英樹監督が15日、16日のロッテ戦(QVCマリン)で先発する斎藤佑樹投手に激しいゲキを飛ばした。
この日の楽天戦(札幌ドーム)では先発全員13安打6得点で快勝。試合後、報道陣の取材に応じた指揮官は、「明日は斎藤が先発します。斎藤も今年1年悔しい思いをしてきた。明日は自分のプライドをかけて、男として何を見せられるか。しっかり投げて欲しい」と言葉に力を込めた。
斎藤は2敗目を喫した8月22日のオリックス戦(東京ドーム)以来の1軍登板。今季は中継ぎを含め、試合登板で0勝2敗、防御率6・53だ。報道陣から「斎藤に求めるのは結果か? 姿か?」と問われた栗山監督は「もちろん 両方。(13日に1軍昇格した)谷口、浅間、岡も見せているわけだから。チャンスをもらった選手は必死になって」と期待を込めた。
首位・ソフトバンクの優勝が目前に控え、今後はCSを見据えた戦いとなる。「誰であろうと、結果が出なければ使わない。必死にやってくれると思う。(今後は)いい人しか使わない。斎藤に期待しましょう」と栗山監督。非情采配で、斎藤の復活を待つつもりだ。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count