ホークス、オリックス撃破で優勝決定待つも…日本ハム勝利でVお預け

バンデンハークが8回無失点10Kで無傷9連勝、M1で優勝王手

 ソフトバンクは16日、京セラドームで行われたオリックス戦に2-0で勝利し、優勝へのマジックを「1」とした。先発したバンデンハークが8回無失点とオリックス打線を封じ、開幕から無傷の9連勝を飾った。

 先制したのは2回、1死二塁のチャンスを作ると、長谷川がレフト前へ運ぶ先制のタイムリーヒット。オリックス先発の東明から1点を奪う。

 援護を受けたオランダ出身の右腕は、立ち上がりから絶好調。4回までをパーフェクト投球、3回1死からは5者連続で三振を奪う圧巻のピッチングを見せた。

 しかし、5回には1死から中島に左安を打たれ、この日初めてのランナーを許すと、小谷野、川端にも連打を浴び1死満塁にされてしまう。それでも無敗の男は落ち着いた投球。縞田、山崎勝と打ち取り、最大のピンチをゼロでしのいだ。

 8回に1死二塁のピンチを迎えるも、伊藤、ヘルマンと後続を断ったバンデンハーク。9回には2死から松田が東明の抜けたフォークを右中間へ運ぶ33号ソロを放ち、2点差に。最終回はサファテが締め、バンデンハークは開幕から無傷の9連勝となった。

 これでチームはマジック「1」に。2位日本ハムが勝利したため、この日の優勝はならなかったが、完封リレーの快勝でいよいよ連覇に王手をかけた。明日17日にはヤフオクドームで西武と対戦。本拠地でのV決定を目指す。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY