投手最強スラッガーVS世界最速左腕の”夢対決”が実現 その結末は…
バムガーナーがまたも代打で登場し、170キロ左腕チャップマンと対決
ジャイアンツのエース左腕で“投手界最強スラッガー”としても知られるマディソン・バムガーナー投手が、15日(日本時間16日)の本拠地レッズ戦の8回2死一、二塁のチャンスで代打で登場。最速170キロを誇る世界最速男の相手守護神アロルディス・チャップマン投手との夢の初対決が実現し、スタジアムを大いに沸かせた。
ジャイアンツにとっては、5-8と3点差を追う重要な局面。中継ぎのジェレミー・アッフェルト投手の打席で「代打バムガーナー」が告げられると、サンフランシスコのAT&Tパークは沸騰。ファンは総立ちとなり、ホームランを期待する大歓声が沸き起こった。
かつて球速170キロを記録した豪速球を持つキューバ人クローザーVS昨年のシルバースラッガー賞を獲得したメジャーの“ピッチャー最強スラッガー”、バムガーナーとの対決は、文字通りの見せ場となった。
バムガーナーは、初球の時速99マイル(約159キロ)の高めの速球、2球目の101マイル(約163キロ)の内角速球を豪快に空振り。いきなり2ストライクと追い込まれたが、そこから102マイル(約164キロ)、100マイル(約161)のボール球は悠然と見送った。