投手最強スラッガーVS世界最速左腕の”夢対決”が実現 その結末は…

「ボール球は捨てて、ストライクを狙うしかない。それが全て」

 腹斜筋痛のハンター・ペンス、脳震とうの後遺症に苦しむ青木宣親、グレゴール・ブランコと外野手を中心に故障者続出の昨季のワールドシリーズ覇者の中で、バムガーナーは代打の切り札と化している。

 球界最速男との対決について、本人は「誰が相手だろうと難しいよ。これはメジャーなんだ。間違いなく簡単なことなど何もない。とりあえずボール球は捨てて、ストライクを狙うしかない。それが全てなんだ。なるべくシンプルにしようとしているよ」とクールに語ったという。

 オールスターにも選出されたチャップマンは今季、0ボール2ストライクの局面を57回迎えているが、そこから初めて四球を許してしまったデータも記事では紹介されている。

 ジャイアンツはその後、9回に同点に追いついたものの、試合は延長10回で8-9で敗戦。しかし、伝説として語り継がれるような対決となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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