岩隈、今季最多9K好投で8勝目&防御率3点台へ 指揮官も絶賛「際立っていた」
6回降板は「腰の張り」が原因も本人は「問題ない」
マリナーズの岩隈久志投手は16日(日本時間17日)、本拠地でエンゼルス戦に先発し、6回4安打1失点無四球の好投で8勝目(4敗)を挙げた。今季最多の9奪三振で自身2試合ぶりの白星を挙げるピッチングに、ロイド・マクレンドン監督も手放しで絶賛した。マリナーズは3-1で勝利している。
「イワクマはいいボールを投げていたね。低めにボールを集めて、クオリティピッチングを見せてくれた。際立っていたと私は思うよ」
指揮官はハスキーボイスで日本人右腕を称えた。
岩隈は9月6日のアスレチックス戦、同11日のロッキーズ戦に続き、3試合連続でクオリティースタート(6回以上を投げて自責3以内)。切れ味抜群のスプリットで試合を作った好投に、マクレンドン監督は満面の笑顔を浮かべていた。
また、6回終了時での降板については「(岩隈が)6回の終わりに腰の張りを訴えた」と話したが、岩隈自身は「問題ないです」と説明。次回登板予定の23日の敵地ロイヤルズ戦での先発に支障はない模様だ。
防御率も3・90とし、8月18日のレンジャーズ戦以来、1か月ぶりに3点台に回復。右腕はリーグ終盤でギアを一段上げた様子だ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count