ヤンキースは田中将大に命運託す!? エースが勝負所で中4日“フル稼働”へ
ジラルディ監督は好投確信「これでいけると感じている」
記事では「今季5度目、2試合連続となる中4日で田中を起用することは来週水曜日にトロントで行われる3連戦の最終戦に間に合うことを意味する」と説明。慎重に起用し続けてきたエースに対し、メジャーで一般的な中4日での登板を3試合連続で見込んでいるという。また、田中が中4日での先発で2勝1敗、防御率2・45、25回2/3分で16安打、3四球、23奪三振と好記録を残していることも紹介している。
指揮官は記事の中で「彼は通常の休みで好投している。彼はこれでいけると我々は感じている」と自信を見せており、「彼にはわずかながらの懸念材料があることはわかっている。だが、彼は健康で最高にいいピッチングを続けている。私は完全に健康なピッチャーが登板して、何か(トラブルが)起きたことを見ている」とも語っている。
一方で、今季トミー・ジョン手術から復帰したイバン・ノバを先発ローテーションから外す方針で、「我々はまだ何の決断も下していないが、彼は今週末ブルペンに入る。彼が再び先発しないとは私は言っていない。フィジカル的には問題ない」と語ったという。
ノバは今季14試合に先発し6勝8敗、防御率5・11。ここ最近も不安定な投球が目立ち、前回のブルージェイズ戦も1回2/3で7安打6失点とKOされていた。3年ぶりのプレーオフを狙うピンストライプの名門は好投が続く日本人右腕に今季の浮沈をかけるつもりだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count